お米が安く買えるワケ

わが家のお米はスーパーなどの市場価格より高いです。
高度経済成長期に食と農というお金だけでは図れない価値も巻き込まれてしまい、
食や自然環境やお金の悪循環を招いてしまったことに気付いたからです。
高い理由は、田舎の田んぼや農や自然のある暮らしを子供たちに残していくための
価格です。それでも、安いと思ってます。

日本のお米作りを支えているのは兼業農家。もしくは70歳以上の年金生活者がほとんどで副収入がある人たち。
原価計算をしてお米の価格をはじき出したら到底、赤字。
肥料や燃料など資材の高騰、
気候変動や猛暑、水不足、病害虫による被害を被りながらも律儀に農薬や化学肥料を多用する慣行栽培を続ける彼らの存在のおかげで、
余るほどあるお米を安く買えているというのが、現実だと思います。

10年20年後には、
農家という言葉を支えてきた農のある暮らしを知る人は激減し、お米が貴重な食べ物になるんじゃないかと思ってます。
時代は回るし巡る。
IT農業とか、企業の農業参入とかで
お米を食べることに困ることはないかもしれない。彼らは未来の日本の食を支える
貴重な存在になっているかもしれないです。

日本の食や農業や経済の現状を知ることが今、とても大切なことだと思います。